25日の阪神6R、3歳新馬(芝2000メートル=16頭立て)は、1番人気のセンテリュオ(牝、父ディープインパクト、栗東・高野友和厩舎)が好位から差し、芝の最後の新馬戦を制した。勝ちタイムは2分3秒5。
すんなり4番手につけ、スムーズに追走。十分な手応えを残して直線に向くと、有力牡馬の追い上げを封じて完勝。きさらぎ賞など重賞2勝を挙げ、オーストラリア移籍後も当地でG1・2勝と活躍しているトーセンスターダムの全妹が、鮮やかにデビューを飾った。
勝利に導いた福永騎手は「まだ周りに気を使いながら走っていて若いところがあるが、素材の良さを見せてくれた。外から(他馬が)来てやっと集中したくらい。課題を残しながら勝ってくれて、能力の高さを感じる。良くなるのは先かもしれないが、すごく楽しみ」と大きな期待を寄せた。次走は未定。