【22日・中山11R有馬記念】秋古馬3冠に期待していたドウデュースの出走取り消しは残念で仕方がないが、気持ちを切り替えて本命はアーバンシックを○から◎に昇格させる。
この馬の最大の魅力は上昇度だ。春シーズンはレース前の調教から四苦八苦していたが、この秋は別馬のようになった。武井調教師も「精神面の成長でいったら有馬記念のメンバーでこの馬が一番じゃないですか。京成杯の時からしたら雲泥の差ですね」と証言。今週の最終追い切りもルメールが騎乗して予定通りのメニューを消化できた。心身で態勢は整っている。
G2、G1の連勝で世代トップの力は証明済み。16年のサトノダイヤモンド以来となる3歳菊花賞馬のグランプリVに期待だ。
今年のメンバーは確たる逃げ馬不在。内枠を引いた事もあり、○ダノンデサイル、▲ベラジオオペラはゲートを五分に出て先行できれば粘り込む可能性が高い。スローペース濃厚で★ローシャムパークは折り合いがカギになるが、豪腕マーカンドとは手が合いそう。馬券は馬連(3)―(1)(5)(6)(11)(13)(16)で勝負する。