【京都11R・阪神カップ】G1馬5頭を含め、かなりの好メンバーがそろった。なかでも総合力の高い◎ナムラクレアを軸に指名する。前走のスプリンターズSでは後方からメンバー最速の末脚で0秒1差の3着。もう少し距離があればという脚いろだった。位置を取りに行った2走前が5着だったように、今は末脚勝負のスタイルが合うのだろう。1400メートルも3戦して全て2着なら、守備範囲だ。
夏は馬体を戻しながらの調整だったが、今回は帰厩後も意欲的に追い切りを重ねている。4日に栗東・坂路で51秒1をマークすると、1週前追い切りの11日は初コンビのルメール騎手を背にして同50秒5。そして18日の最終追いも同51秒4と、3週続けて好時計を出した。陣営の勝負気配をひしひしと感じる一戦だ。悲願のG1タイトル奪取に向け、弾みをつける久々の勝利を期待する。
ウインマーベルは前走のマイルCSで見せ場十分の3着。重賞3勝を挙げた距離なら逆転も。セリフォスは折り合いを考えれば1ハロン短縮は魅力。末脚を引き出し、有終の美を飾りたい。