【京都5R・2歳新馬】母は仏重賞勝ち ディープインパクト産駒のレクセランスが差し切り

京都競馬5Rメイクデビュー京都 ゴール前、僅差の接戦を制した川田将雅騎手鞍上のレクセランス(手前)(カメラ・渡辺 了文)
京都競馬5Rメイクデビュー京都 ゴール前、僅差の接戦を制した川田将雅騎手鞍上のレクセランス(手前)(カメラ・渡辺 了文)

 10月20日の京都5R、2歳新馬(芝1800メートル、13頭立て)は単勝2・3倍の1番人気を集めたレクセランス(牡、栗東・池添学厩舎、父ディープインパクト)がゴール前で差し切り、デビューVを飾った。勝ち時計は1分50秒9。

 道中は好位の後ろを追走。直線では、前を行くグリーンハイパワーとプライムラインを目標に追う形となったが、内にもたれようとするため、鞍上の川田将雅騎手が矯正しながら追うと、徐々に差を詰め、最後は頭差だけ前に出た。

 手綱を執った川田は「内へのささりが強烈でした。調教から見せていましたが…。そういう面を改善していかないと、これからが大変になりますね」と指摘した。

 同馬は仏G3のアンプリュダンス賞を勝ち、仏G1の仏オークスで3着に入ったエクセレンス2を母に持つ血統馬。池添学調教師は「追い切りより、もたれ方がひどかった。その点はちゃんと修正しないといけない。能力はあるので、真っすぐ走れるようにしたい」と今後を見据えていた。

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