JRAは9日、今年のジャパンCで外国馬の出走が81年の創設以来、初めてゼロとなったことを受け、外国馬の東京競馬場への直接入厩の検討に入っていることを明らかにした。
外国馬は現行制度では千葉・白井市の競馬学校で輸入検疫を経なければならない。横田貞夫・国際担当理事は「国や農水省の管轄部署と相談したうえで、東京競馬場に直接入厩できるよう検討を進めている」と説明。また、時期は未定としながらも「馬場内に国際厩舎を新設し、レースに向けて東京競馬場の馬場を使っての調整が可能となれば」との考えを示し、今後の外国馬の出走促進に努めるとした。