香港G1・2勝のウインブライト(牡6歳、美浦・畠山吉宏厩舎)が左前脚の蟻洞(ぎどう、蹄の中に空洞が生じる)のため宝塚記念(6月28日、阪神)を回避することが明らかになった。同馬を所有するウインレーシングクラブが8日、ホームページで発表した。
それによると、同馬は放牧先の茨城・ビッグレッドファーム鉾田で調整されていたが、蟻洞の症状が確認され、X線検査の結果、患部の内部の炎症範囲が広く、回復に時間がかかることから宝塚記念の回避を決めた。今後は、体力の回復を待って北海道のコスモヴューファームへ移動する予定という。