菜七子先輩に続け JRA競馬学校騎手候補生が模擬レース 古川奈穂さん、永島まなみさんも奮闘

模擬レースに臨む古川奈穂さん(カメラ・安藤 篤志)
模擬レースに臨む古川奈穂さん(カメラ・安藤 篤志)
レース前に笑顔を見せる永島まなみさん(カメラ・安藤 篤志)
レース前に笑顔を見せる永島まなみさん(カメラ・安藤 篤志)

 JRA競馬学校の騎手課程37期生9人による第1回模擬レースが24日、千葉県白井市にある競馬学校で行われた。1000メートルのダート戦2レースが行われ、1R(6頭立て)ではヴィアージェン(セン8歳)に騎乗した古川奈穂さん(20)が5枠からハナを奪い、しぶとく粘るも、最後に3頭に差されて4着。「積極的に行こうと思い、出て行ったが、コーナーで(力を)温存してあげることができればもう少し直線で粘れた」と振り返った。

 2R(5頭立て)ではヤマタケピースフル(セン3歳)に騎乗した兵庫の永島太郎調教師(46)の次女・まなみさん(17)も4着。「3コーナーで内側に入れればもう少し前に迫れた」と反省の弁を述べた。

 早ければ来年3月6日にデビュー予定。現在、JRAの女性騎手は藤田菜七子騎手(23)=美浦・根本厩舎=の1人だけだが、5年ぶりの女性騎手誕生へ、ステップアップしていく。

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