【京都記念】繁殖入り間近のセンテリュオ 高野調教師「タイトルをひとつ加えられれば」

繁殖入り前にタイトルを加えたいセンテリュオ
繁殖入り前にタイトルを加えたいセンテリュオ

 3走前のオールカマーで、5歳秋にして悲願の重賞初制覇となったセンテリュオ(牝6歳、栗東・高野友和厩舎、父ディープインパクト)。クラブの規定では今春での繁殖入りが決まっているため、京都記念・G2(14日、阪神・芝2200メートル)がラストランになる公算が大きい。

 エリザベス女王杯5着以来となった前走の愛知杯は、ルメール騎乗で1番人気に推されたが、まさかの11着に終わった。「コースも展開も芝も合いませんでした。舞台は好転しますし、開幕週の馬場はいいですね」と高野調教師は前を向く。

 前走から中3週になるが、3日には栗東・坂路を単走で54秒6―12秒6といつも通りの動きを見せている。指揮官は「馬はものすごく元気です。愛知杯が不完全燃焼だったので、ここを使う面もあります。まずは無事に繁殖入りですが、そのうえでタイトルをひとつ加えられれば」と気を引き締めていた。

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