◆第58回ステイヤーズS・G2(11月30日、中山・芝3600メートル)追い切り=11月27日、栗東トレセン
京都大賞典を制したシュヴァリエローズ(牡6歳、栗東・清水久詞厩舎、父ディープインパクト)が万全の仕上がりを示した。
栗東・坂路で単走。ぶれのないフォームから、力強い脚さばきを繰り出した。終始馬なりで、53秒7―12秒8。清水久調教師は「いいですね。前走と同じイメージで、当週はさらっと。前回は、休み明けであれだけの競馬ができていますしね」とうなずいた。
昨年までは1600~2000メートルを主戦としていたが、今年から距離を延長。2400メートルの京都大賞典で待望の重賞初制覇を果たした。清水久師は「強かったですね。春以来でも、勝負根性を見せてくれました」とたたえた。
今回はさらに距離を延ばし、3600メートルに挑戦する。指揮官は「大丈夫でしょう。引っかかる馬じゃないし、スタミナもある」と自信。重賞連勝で、さらに上のステージに弾みをつける。