米国クラシック3冠の2戦目、プリークネスステークス・G1(5月15日、ピムリコ競馬場・ダート1900メートル)に出走するフランスゴデイナ(牡3歳、栗東・森秀行厩舎、父ウィルテイクチャージ)が現地時間8日の19時40分、米メリーランド州ボルティモアのピムリコ競馬場に到着したと、JRAが11日、発表した。
5日朝に成田国際空港から出国し、ロサンゼルス国際空港での検疫を経て8日夜に現地入り。帯同している高野正貴調教助手は「日本でも牧場や美浦でしっかり調教することができましたし、ロサンゼルスに到着した際もカイバをよく食べていて状態に問題はありませんでした。ドバイ遠征の経験が生きたのかなと思っています。ピムリコに到着後も食欲が落ちることはなく、様子は変わりありません。レースまで約1週間ですが、コンディションを維持して臨めればと思います」と気を引き締めていた。
フランスゴデイナは2月20日のサウジダービーの出走を目指していたが、発熱で遠征を断念。目標を切り替えて3月27日にドバイ・メイダン競馬場で行われたUAEダービーに臨み、6着だった。再度の海外遠征で強豪に立ち向かう。