JRAは11月18日、東京都内で経営委員会を開催し、令和4年度の事業計画(案)、収支予算(案)を承認した。来年度の収入支出予算総額は3兆1303億3540万4000円で、前年比5・5%増となった。そのうち発売金収入は3兆20億4800万円で、平成13年以降21年ぶりの3兆円の大台超えとなった(前年比5・2%増)。
また、ジャパンCと有馬記念の第1着本賞金が4億円に増額されることも発表。2歳G1と日本ダービーを除くG1・20競走で賞金が増額されることを発表。今回はG2は増額されず、G3は59競走が増額された(G3に格付け申請中の重賞、葵Sを含む)。JRAは「G1競走の充実を図り、国内の超一流馬に参戦してほしいという狙いがあります」と意図を説明した。