高知競馬の別府真衣騎手が涙のラストラン「本当に幸せな騎手生活」引退式でファンに感謝 調教師として再出発へ

騎手としてのラストランを勝利で飾った別府真衣
騎手としてのラストランを勝利で飾った別府真衣

 女性騎手では国内で歴代2位の勝利数記録を持ち、12月1日付けで調教師に転身する高知競馬所属の別府(宮川)真衣騎手(33)が28日、地元で現役最後の騎乗に臨んだ。

 ラストライドとなった第7レース天狗高原特別(サラブレッドC1、ダート1300メートル)を1番人気のダノンチャンス(父ダイワメジャー)で見事勝利。通算勝利数を747としてムチを置いた。

 先だって5レース終了後に行われた引退セレモニーでは夫の宮川実騎手が「これからもいろいろな形で支えていきたい」と言えば、師匠で実の父でもある別府真司調教師からは「私の2000勝を超えてほしい」と激励され、涙ぐむシーンも見られた。

 ファンへのあいさつでは「思ったよりも勝てず苦しい時の方が多かった。でも引退式でこれだけ多くの声援を受けて、本当に幸せな騎手生活でした。今後は強い馬を作って高知競馬を盛り上げたい」と調教師としての活躍を誓った。

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