中京11R・万葉ステークス・馬トク激走馬=フルール
2400メートル超に狙って投入されて9戦、持ち前の持久系の脚をコンスタントに生かす競馬が定着し、掲示板を外したのは2走前のステイヤーズS(9着)を含め2回のみ。そのステイヤーズSは荻野極騎手が「楽なリズムで運べたけど最後は甘くなった」とコメントしたように、坂のある3600メートルはさすがに長かったが、グレイトフルS(2500メートル)で即反撃の2着。コーナーで加速できる機動力、前ががかりの流れでもラストまで伸び切るしぶとさが最大の武器だ。
今回もオープン挑戦、間隔は詰まっているが、中間も十分な負荷をかけ、万全の調整。ハンデ52キロ、3戦1勝2着1回の手の合う荻野極騎手の手綱で勝機をうかがう。