【中京11R・万葉ステークス】難解な長距離のハンデ戦。◎は昨年の当レースの勝ち馬メイショウブレゲに託す。3走前の京都大賞典は勝ち馬から0秒1差の3着。地力強化を感じさせる内容だった。直線で内を通らされてしまった2走前こそ不発に終わったが、前走のステイヤーズSは超スローペースの後方勢に厳しい流れを、メンバー最速の上がり3ハロン34秒7の末脚で5着まで追い上げた。
3日の栗東・CWコースでは6ハロン82秒7―11秒8と反応良く先着した。坂路中心の馬がCWコースで併せ馬を消化できたように、フレッシュさがある点は好感が持てる。ハンデは昨年から2キロ重くなったが、重賞でも好勝負してきた馬。オープン特別なら力は上位で、連覇を期待する。
ライバルは本命馬と同じゴールドシップ産駒のゴールデンスナップ。前走は1番人気で4着だが、道中でリズムを崩す場面があった。まだ3勝クラスの身でも3走前にオープン2着があるように力の差はなく、上位争いに。サンライズソレイユは芝で未勝利だが、52キロのハンデが魅力で警戒したい。