◆第63回京都金杯・G3(1月5日、中京・芝1600メートル、良)
新春恒例のハンデ重賞は16頭立てで争われ、6番人気でレイチェル・キング騎手騎乗のサクラトゥジュール(セン8歳、美浦・堀宣行厩舎、父ネオユニヴァース)が、直線で馬群をこじ開けるように伸びて接戦を制した。前走の関屋記念13着から巻き返し、24年東京新聞杯以来となる重賞2勝目。勝ち時計は、1分33秒5。キング騎手は24年アメリカJCC(チャックネイト)、24年東京新聞杯(サクラトゥジュール)に続き、JRA重賞3勝目。
首差2着は4番人気のウォーターリヒト(田辺裕信騎手)、さらに首差の3着は2番人気のロジリオン(三浦皇成騎手)だった。
川田将雅騎手(シャドウフューリー=6着)「最後まで良く頑張ってくれました」
岩田望来騎手(シュバルツカイザー=7着)「もうひとつ伸びが足りずジリジリになりました。1ハロンくらい距離を短くしたら、もっと脚を使えると思う。ただ、今日はいい内容だったので次につながれば」
古川吉洋騎手(マテンロウオリオン=8着)「最近にしてはついて行けて、脚も使ってくれた。兆しは見せてくれた」
柴田裕一郎騎手(コレペティトール=9着)「レースに対して後ろ向きなのか、ゲートを出てから進んでいかない感じ。内、内を行こうと思いましたが、馬場に脚を取られた。最後はちょろちょろ伸びましたが」
本田調教師(メイショウチタン=10着)「いい位置だったのは最初だけ。行きっぷりが(悪い)ね。気持ちの問題だと思う」
丸田恭介騎手(オーキッドロマンス=12着)「最後に頭が上がってフワフワするところがある。最後までもう少し頑張ってくれるといいが」
田口貫太騎手(セルバーグ=13着)「自分の競馬はできましたが、止まるのが早すぎた。敗因が分からないです。リズム良くいけましたが」
原優介騎手(ゴールデンシロップ=15着)「3コーナーの手前から馬場が悪くて3、4回つまずいた。ロスの多いレースになってしまった」