IFHA国際競馬統括機関連盟が2日、2021年ロンジンワールドベストジョッキーを発表した。イギリスを拠点に活躍するライアン・ムーア騎手=イギリス=が14、16年に続き3度目の栄冠に輝いた。
今年のムーア騎手はエクリプスSとアイリッシュチャンピオンSをセントマークスバシリカで制すなど、世界のトップ100G1レースを計6勝している。2位はウィリアム・ビュイック騎手=ノルウェー=、3位はオーストラリアで活躍するジェームズ・マクドナルド騎手=ニュージーランド=が入った。
JRA所属騎手はクリストフ・ルメール騎手の4位を最高に、福永祐一騎手が5位、川田将雅騎手が7位、横山武史騎手が10位と、トップ10にJRA所属騎手4人がランクインした。
なお、例年12月に香港で行われていた表彰式は、昨年に続き新型コロナウイルス感染症拡大の影響により開催されないが、2021年ロンジンワールドベストレースホースとロンジンワールドベストレースとともに2022年1月中旬に表彰される予定となっている。