2月27日の中山7Rの3歳1勝クラス(芝1600メートル、10頭立て)は、定年引退でこの日がラストの藤沢和雄調教師=美浦=が管理するレッドモンレーヴ(牡3歳、父ロードカナロア)が、直線で抜け出し勝利した。藤沢和師は4R(ビートエモーション)に続き、出走機会2連勝を飾った。勝ち時計1分35秒4(良馬場)。
道中5番手を進み、勝負どころで外から3番手まで進出。直線は一気にギアを上げると、坂を上がったところで先頭に立ち、追ってきたゴーゴーユタカを半馬身退けた。
この日2度目の写真撮影に笑顔を浮かべVサインで応じた藤沢和師は、撮影が終わると再びファンに向けて頭を深々と下げた。「スピードがあるし、距離はこれくらいかな。お父さんもそうだったしね。中1週で使ったので、ひと息入れて、また頑張ってくれるでしょう」と、次の厩舎に移ったあとの今後に期待した。