7月9日の小倉7R・3歳未勝利(芝1200メートル=18頭立て)で、新人の今村聖奈騎手=栗東・寺島良厩舎=が通算20勝目を挙げた。単勝3番人気のヤマニンアンフィル(牝、栗東・斉藤崇史厩舎、父ダイワメジャー)を初勝利に導いた。勝ち時計は1分8秒0(良)。
スタート直後から強めに促し、向こう正面で好位を確保。直線半ばで先頭のホワールウィンド(松本大輝騎手)をとらえると、あっさりと抜け出した。2着のメイショウソラフネ(角田大河騎手)が追い上げたが、1馬身半差をつけてゴールした。
コンビ3戦目で初勝利。今村騎手は「初出走の時からスピードがあると思っていました。前走は力んで最後止まってしまって、もったいない競馬。馬の調子を継続してもらっていたので、自身を持って乗ることができました。いいスピードを生かしたレースができました」と待望の瞬間を喜んだ。