【シンザン記念】3度目の重賞挑戦のマイネルチケットが坂路で軽快 宮調教師「自分の能力だけはしっかり走る」

坂路で追い切ったマイネルチケット
坂路で追い切ったマイネルチケット

◆第59回シンザン記念・G3(1月13日、中京競馬場・芝1600メートル)追い切り=1月9日、栗東トレセン

 マイネルチケット(牡3歳、栗東・宮徹厩舎、父ダノンバラード)は坂路を軽快に駆け上がり、好仕上がりをアピールした。単走で53秒4―12秒5。余計な力は全く入らず、流れるように加速していく姿が目を引いた。宮調教師は「動きは良かったよ。順調。毛づやもすごくいいし、状態面もいい感じできている」と頬を緩めた。

 サウジアラビアRC3着、京王杯2歳S2着と重賞で好走を続けており、ポテンシャルは折り紙付きだ。前走は好位追走から、直線でしぶとく脚を伸ばして勝ち馬と首差の2着。「能力は高いよ。崩れないし、前に行ってひと踏ん張りが利く。自分の能力だけはしっかり走るからね」とうなずいた。

 収得賞金1150万円で抽選除外の心配はなく、ここに向けてしっかりと調教を積んできた。1月3日の1週前追い切りでは、坂路で51秒8―11秒7の自己ベスト。中身の濃い調整を行っている。

 「中京は勝っているし、荒れた馬場も気にしない。距離もジョッキー(戸崎)がうまくなだめてくれているからマイルまでは大丈夫」とトレーナーに不安はない。3度目の重賞挑戦で初タイトルを勝ち取る。

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