秘密兵器?(栗東)

ショウヘイ
ショウヘイ

 こんにちは、山本です。本日も栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、備えあれば憂いなし、なんて言葉がありますよね。本日は全国的に強烈な寒波に襲われました。栗東は昨日、恐らく今冬一番と思われる寒さでして、気温以上に吹きつける風が冷たかった。ところが、今日はそれを上回る寒さだといいます。たまたま、昨夜に何度か天気予報を見て、その情報を確認。こりゃ、ヤバいと思って、厚手のジャンパーの下にもう一枚着込んで、珍しく万全の準備を施しての取材となったのですが…。

 そりゃ、確かに寒かった。とはいえ、個人的には昨日ほどじゃなかった。風がそこまでないんですよ。柄にもない防寒対策が裏目です。外気に触れる手とか顔は冷たいんだけど、中は温かくて、何か変な感覚に。いつも通りでよかったのに、完全に失敗です。備えあれば憂いなし? いやいや、慣れないことをするもんじゃありません。しかも、結局は一枚脱いだ午後の投票所前は雪が舞っていて、凍えるような寒さ。またまた、采配失敗です。今は午後に冷え切った体を記者席の暖房で温めている最中。何か風邪を引きそうな予感がするが…。

 ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東でのナマ取材を中心に見ていきましょう。

 まずは友道厩舎。実は先日、YouTube動画のPOG談義で取り上げたなかで、「秘密兵器」と書かれた馬がいるんです。それがジュントミー(牝、父ドゥラメンテ、母ジュントップヒトミ)。この馬に関する先週までの情報、トーンなどは動画を見ていただくとして、今日改めて聞いてみたんですよ、友道調教師に。じゃ、何とびっくり、18日の中京ダート1400メートルでデビュー予定と言うじゃないですか。鞍上は岩田望J。

 正直、最初は「ダート?」と思いました。ただ、入った時は非力さが目立ち、相手関係などからも「まずはダートから」という感じだったと友道調教師は説明します。しかし、です。「体は小ぶりだけど、コースで動くんだよね。今日の動きも悪くなかった」と手応えを感じている様子。芝も十分にあり、という感じのトーンでした。今の新馬はまずゲートインまでがひと苦労(出走希望頭数が多すぎて)ですが、ひそかに期待しながら、のちに芝へ投入する日も待ちながら、初陣を見守りたいと思います。

 あと、翌日の芝2000メートルは兄にヨーホーレイクなどがいるキャニオンデシェイ(牡、父ラブリーデイ、母クロウキャニオン)が川田Jでスタンバイ。「兄に比べると体は小さいけど、水準以上の時計は出ています。距離は長い方がよさそう」と感触は悪くありません。こちらは血統的な裏付けも十分にありますし(ジュントミーにもありますが)、楽しみな一戦です。こちらも、まずはゲートインですね。

 その他の馬についても聞いているので週末に書きたいと思いますが、きさらぎ賞に向かうショウヘイ(牡、父サートゥルナーリア)が昨日、栗東に戻ってきました。また、同じくきさらぎ賞を目標にしている福永厩舎のネブラディスク(牡、父ドゥラメンテ)も昨日、栗東に帰ってきましたね。

 続いては吉岡厩舎。そのキャニオンデシェイがデビューを予定している来週の中京芝2000メートルに、上にエピカリスやメイショウナルトがいるハツコイサイダー(牝、父サートゥルナーリア、母スターペスミツコ)が出走します。鞍上は岩田望J。この馬、10月にデビュー予定でしたが、ソエで延びたんですよね。「前回時よりしっかりやっているし、走ることに前向きです」と吉岡調教師は以前より手応えを感じての初陣となりそう。

 来週19日の中山芝マイルでデビューを予定するのがグローリーリンク(牝、父キズナ、母ブリッジオーヴァー)です。こちらは祖母にロンドンブリッジがいますね。「体が大きいですが、動き出すとしっかり。全体時計を見ても、動けていると思います」と評価します。除外なら、翌週の中京芝マイルを視野に入れているようです。あと、21年の京都2歳S勝ち馬のジャスティンロックを全兄に持つジャスティンアロー(牡、父リオンディーズ、母フラワーロック)は中山4週目の芝2000メートルから登録していくとのことでした。この時期の新馬、先ほども書きましたが、なかなか思うようには使えません。

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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