注目を集めます(栗東)

エンダードラゴン
エンダードラゴン

 こんにちは、山本です。今日は西宮の自宅からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、昨年の大晦日のこと。この日はさすがに家でのんびりしています。ひと昔前まで夜は紅白を中心としたテレビをBGMに、おせち料理を中心とした料理をたっぷりと食べていた。最近も行動は変わらないんですが、そのBGMですよ。昔は紅白、チョイと前までは「笑ってはいけない」だったんですけど、最近は大晦日名物という番組がまるでない。紅白は一応続いていますけどね。

 そうそう、最近のテレビって年越しの瞬間が分からんものが多い。昔はどの局でも華やかにカウントダウンをしていたはずなのに、最近はその瞬間に漫才やら鬼ごっこやら、何か年越し感がない。昔のカウントダウンも仰々しいな、とは思っていましたが…。結局は何やかんやで知り合いと「おめでとう」の連絡を取り、年越しそばを少しだけ食べる例年通りの年越し。その後は、これも最近毎年なんですが、お正月感に浸るはずの元旦に大分から関西へ戻り、夜には栗東入り→2日から取材です。そして、すでに今は日常の生活に戻っている。何やかんやで年末年始って、アッという間に終わります。特別感は徐々に薄れてますねぇ。やっぱり年なんかな。

 本日は25年1週目の更新最終日。ということで、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 明日は中京3Rに出てきますよ。友道厩舎のエンダードラゴン(牡、父リアルスティール、母ダストアンドダイヤモンズ)。昨年末に引退した兄ドウデュースの後を追うようにデビューします。とはいえ、兄との比較はさすがにかわいそう。元々、前にも書いたように12月上旬のデビューを予定していたんですよね。

 ところが、栗東に入ってから、口向きの改善などに取り組むことになり、年明けのデビューに変更。これを聞いたのが恐らく、11月の中旬あたりだったと思うんだけど、ずっと在厩で作っていくというんですよね。恐らく、在厩期間は約2か月。もうご存じかと思いますが、障害練習を取り入れた調整も長く行いました。友道厩舎は微調整というか、整えるために障害練習を取り入れることもあります。とはいえ、デビュー前の馬で、特にこれだけの血統馬ですからね。

 ダート1400メートルでのデビューも驚きます。友道師は「ドウデュースより芝の中長距離が合いそうな体つき」と冷静に分析しつつ、色々と幼さを残る現状から、この舞台へ。ちなみにダートに関しては「(走りに)ドウデュースもそうだけど、硬さがあるので」とのこと。調教自体はCWコースでいい時計も出るようになっていて、良化しているんですよね。あらゆる面でどんな走りをするのか、注目の初陣。走る能力だけなら感じますし、あっさり押し切りなんてあったも驚けないんですよね。この血統ですし。

 注目といえば、中京4Rのナルカミ(牡、父サンダースノー)も2戦目を迎えます。初戦が脚抜きのいい馬場だったというわけでもないのに、JRA2歳レコードに0秒3遅いだけという圧巻の時計。強かったです。実際、このレースは平場なんですが、他陣営から「強い馬がいるから」と何度も聞きました。栗東でも気になる存在のようです。

 ライバルの筆頭は松下厩舎のロードラビリンス(牡、父ミッキーアイル)でしょうか。かなり強さを買っている松永幹厩舎のクァンタムウェーブに首差の惜敗で、高橋亮厩舎のマテンロウブレイブを2馬身半突き放した前走の内容をかなり評価しています。「前走でもしぶとく食らいついているし、左回りでは勝っていますからね」と松下調教師は実績あるコースでひと押しを期待します。あとは福永厩舎のメイショウハチロー(牡、父シニスターミニスター)。昇級戦の前走は5着でしたが「在厩調整でトモの疲れが抜け切らなかった。今回は良くなって、動きも良かったです」と野元助手。立て直した効果を期待できそうです。

 少しだけPOG情報。高野厩舎で先月初勝利を挙げたインターポーザー(牡、父エピファネイア)は京成杯へ向かいます。鞍上は斎籐J。血統的には祖母にフサイチエアデール、叔父にフサイチリシャールなどがいますね。「前走の内容を見ると、重賞に挑戦してもいいんじゃないか、と。まだ粗削りですが、相手が強くなることで、そういう面がいい方に出れば」と高野調教師。あと、さざんか賞6着以来、休んでいるショウナンラフィネ(牝、父オルフェーヴル)は菜の花賞へ向かいます。自ら手がけた母の子供になるラウルベア(牝、父エピファネイア、母ラテュロス)は来週13日の中京芝マイルでのデビューを予定しています。

 ということで、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

中山3R・15ブルータス(前回は後続を8馬身突き放すマッチレースの末に2着。その競り合った勝ち馬は次戦で昇級即中身の濃い2着。傑出馬不在の今回は絶好機)

 続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。

中山11R・6オードゥメール(前回はすごい勢いで内に突っ込むも進路なし。基本的には叩き良化型)

中京2R・7リードプリンシパル(しまいの伸びは確実。さばきひとつ)

中京10R・7ルシフェル(中間は何度もクロワデュノールの併せ馬の相手。意欲を買う)

 今日はここまで、また次回です。ではでは

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