こんにちは、山本です。今日も正月を感じさせない栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか。
さて、ワタクシは1学年90人ほどの中学にいました(中高一貫で、高校では外部生込みで130人ほど)。その90人の中にいたんですよ、全く同じ名前の「ヤマモトタケシ」君が。漢字は違えど、名前は同じ。その「ヤマモトタケシ」君は兄貴っぽいタイプで、よく「タケさん」または「ヤマタケさん」と呼ばれていた。そうです、ワタクシの中での「ヤマタケ」はこの人なんです。こちらはずっと「タケシ」と呼ばれていて、「ヤマタケ」って言われるのは競馬界ぐらい。
で、昨日書いた高校時代の仲間との飲み会。「ヤマタケさん」という言葉がたまに出るんですが、指しているのはワタクシじゃない方。これが実にややこしい。反応してしまうんですよ、この呼び名に。その「ヤマタケさん」は彼らと同じ会社にいて、結構な偉いさんになっている様子。ただ、この飲み会の会話の中で後輩から「ヤマタケさん」と言われると反応してしまうんですよ。長年の癖って怖い。
そんな翌日、実家で報知新聞を読んでいると、モーターボート面で「ヤマタク」さんなる人のコラムを発見。いや~、いるんですね。ていうか、ワタクシとどっちが早いんだろう、片仮名になったの。イラスト見ると若い感じもするけど、まさかワタクシの軽~い登録名が悪影響(?)を及ぼした可能性もあるのか? 色々と考えたりしますが、まぁ、いずれにせよ色々な形で「ヤマタケ」に触れた年末年始でした。
ということで、馬名以外で片仮名を書きすぎたので、そろそろ本題へ。今日も栗東でのナマ情報を中心にお伝えしていきましょう。
来週は東西でマイル重賞が行われますね。西はシンザン記念。今年も粒ぞろいのメンバーになりそうです。
牝馬ですが、注目を集めるのが福永厩舎のマイエレメント(牝、父エピファネイア)。アルテミスSは出遅れ&外を回る厳しい形でも5着まで差を詰めました。この馬はデビュー前から、福永師の評価が一貫して高い馬。ただね、今回は陣営が放牧から帰った時から、かなり休み明け感を覚えていたのです。その点がどうか、ずっと気になっていました。
で、この日の調教に騎乗した野元助手に話を聞きましたが、「やるたびに良くなってきましたね。今はこちらが思っているよりも時計が出ている感じです」と上昇気配を感じているようです。ただ、取材の感触的には明日4日に予定している1週前追い切り、さらに当週で本当に感触のよかったアルテミスSの雰囲気まで近づけるかなという感じ。ただ、福永師だけではなく、陣営全体が高い能力を買っていることは伝わりました。
松下厩舎のアーリントンロウ(牡、父タワーオブロンドン)は小倉2歳S3着以来の復帰戦となります。「1200メートルでは忙しかったので、それを考えて1600メートルを試してみようと思っていました。体は10キロぐらい増えて、良くなっていますよ」と松下調教師。これだけ間隔が空いたのですから、さすがに休み明けの影響はあるでしょうが、来週も西村淳J騎乗で追い切る予定。距離適性を探るべく、しっかりとした仕上げで臨みます。
あとは、杉山佳厩舎のミニトランザット(牡、父エピファネイア)も参戦を予定しています。こちらは新馬勝ちからの転戦。姉のイフェイオンは昨年のフェアリーSの勝ち馬ですね。「現状ではイフェイオンの方が完成度は高いと思います。ただ、追い出してからの沈むような感じは似ていますよ」と杉山佳調教師はジャッジ。元々、育成時から一頓挫があった馬ですからね。当然、伸びしろも見込んでの2戦目ですが、「ひと息入れましたが、いい状態で戻ってきましたよ」とのこと。こちらも面白そうです。また、杉山佳調教師はフェアリーSにも丹内Jでネーブルオレンジ(牝、父サトノダイヤモンド)を送り出しますね。
最後にシンザン記念を離れて、少しだけ友道厩舎のお話を。まだ、正式なレースは決まっていないんですが、ゲート試験に合格しているジュントミー(牝、父ドゥラメンテ、母ジュントップヒトミ)、レヴァンティス(牝、父シュヴァルグラン、母カヴェルナ)、ロードマジカル(牡、父ロードカナロア、母イトワズマジック)が戻ってきて、今月のデビューを目指していく方針。個人的に要注目のジュントミーは「まだ非力なんだけど、CWコースでの感じは悪くない」とのことでした。
今日はここまで、また明日です。ではでは