注目の良血馬が経験馬ねじ伏せるデビュー戦Vに競馬ファン仰天「こりゃ強いわ」「やばすぎ」

初勝利を飾ったフィールドノート(手前)(カメラ・荒牧 徹)
初勝利を飾ったフィールドノート(手前)(カメラ・荒牧 徹)

 1月5日に行われた中山競馬では、未勝利戦でデビューVを飾った素質馬に注目が集まった。中山5R・3歳未勝利(芝1600メートル=16頭立て)を勝ったのは、トム・マーカンド騎手とコンビを組んだフィールドノート(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎、父ロードカナロア)。X(旧ツイッター)でトレンド入りするほど競馬ファンの注目を浴びている。

 3番人気に支持された初陣は6番ゲートから少し遅れ気味のスタートとなったが、徐々にポジションを押し上げると4コーナー手前では中団から外へ進路をチェンジ。直線で大外に出すと一気に加速し、ゴール前で先に抜け出したルトンワージ(2番人気)を競り落とした。上がり3ハロン34秒0で経験馬相手に大外から豪快に差し切るレースぶりは将来性を感じさせる内容だった。

 通常は新馬戦でデビューするが、季節的にダートの番組が多くなる時期で適鞍を求めて未勝利戦に投入された。半兄のシックスペンス(父キズナ)は2歳9月のデビューから3連勝でスプリングSを制覇。ダービーでは9着に敗れたが、昨秋は毎日王冠で古馬を一蹴して注目を集めた。参戦予定だったマイルCSはひづめの炎症で回避し、現在は復帰戦に向けて休養している。

 素質馬のデビューVにSNSでは「経験馬相手に大外まくって勝つなんてまた楽しみな」「先が非常に楽しみ」「兄がシックスペンスだったのか。そりゃ走るわ」「やばすぎ」「パワーで捩じ伏せたやん」「強すぎるわ」「未勝利戦デビューで勝利強い」「出負けして厳しいポジションだったけど、大外まくって完勝。こりゃ強いわ」「楽勝やんか」など驚きのコメントが寄せられている。

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