【中山5R・3歳未勝利】初出走の良血馬フィールドノートが素質の違いでねじ伏せる

初勝利を飾ったフィールドノート(手前)(カメラ・荒牧 徹)
初勝利を飾ったフィールドノート(手前)(カメラ・荒牧 徹)

 1月5日の中山5R・3歳未勝利戦(芝1600メートル=16頭立て)は、3番人気のフィールドノート(牡、美浦・木村哲也厩舎、父ロードカナロア)が、直線で大外から豪快に追い込んで初出走初勝利を挙げた。昨年のスプリングS、毎日王冠を制したシックスペンスの半弟という良血馬。勝ち時計は1分34秒3(良)。

 スタートはひと息で道中は後方から運ぶ形となり、3、4コーナーから徐々に前へ進出。直線で大外に持ち出すと、みるみる加速して前をのみ込み、2着のルトンワージに半馬身差をつけた。

 マーカンド騎手は「初めてのレースで経験馬相手にテンに置かれたが、素晴らしい末脚でした。これからが楽しみです。まだ全体的に未完成な体ですが、レースに向かっていく姿勢がいいです。経験馬相手に勝ちきったのが、えらいと思います」と、素質の高さを褒めちぎった。

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