「生涯収支マイナス4億円君(マイ億君)」として競馬予想を披露しているお笑いコンビ「霜降り明星」の粗品が4日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、5日に行われる中山金杯・G3(中山・芝2000メートル)と京都金杯・G3(中京・芝1600メートル)の本命馬と買い目を公開した。
今回は動画撮影時点で枠順が確定前だったため、「けっこう拙(つたな)い予想になるけど、まあまあこういう時の方が当たるから」と前置きしつつ、2重賞の本命馬を発表した。
まず京都金杯で本命馬に推したのは9番枠のシャドウフューリー。粗品は「非常に荒れる印象があるんで、穴馬を本命にしたいんですけど、前走リゲルSでキープカルム相手に見事な横綱相撲だったので」と人気サイドを指名した理由を説明。さらに中京コースが【1・2・1・0】という適性と、「非常に心強い」という鞍上の川田騎手が中京・芝1600メートルで高い複勝率を挙げているデータも買い材料として紹介した。
買い目は「ヒモは荒れる可能性十分あるんで、少し広めに買っていきます。これもね~、本命馬からのヒモで穴馬を拾えてるっていうのが、けっこう僕の黄金勝ちパターンでもあるんで」と豪語しつつ、馬連(9)から(1)(16)の2点と、3連単フォーメーション1着(9)―2着(1)(5)(7)(15)(16)―3着(1)(2)(3)(5)(7)(10)(13)(15)(16)の計40点を推奨した。
もうひとつの中山金杯で本命に指名したのは15番枠に入ったクリスマスパレード。ハンデ戦で荒れ模様と思われがちだが、過去の配当金から堅い決着と判断した粗品は「実力馬が力を出し切れるので実力馬の中山適性と臨戦過程、展開を考慮」した結果、こちらも人気サイドからの指名となった模様だ。さらに牝馬が2001年のカリスマサンオペラを最後に勝ってないデータを示しながらも、「中山コース、3戦3勝とコース適性は間違いなくあります。安定して先行できるもデカい。ややスローな展開を予想しているんでハマる可能性は十分にある」と推し材料を並べた。
こちらの買い目は、ワイド(15)―(14)(16)の2点と馬連(15)―(18)の1点というシンプルな形となった。
粗品にとっては1年前に2412万3700円の超高額配当をゲットし、「能登半島地震災害義援金」口座に全額を寄付した思い入れ深い正月競馬。「1年ぶりですよ。僕が2400万当てた伝説のあれが正月1発目の競馬ですよ。ちょうど1年経ちました」と振り返りながら、今年も幸先いいスタートを願っていた。
今年一発目の重賞予想動画には「粗品さんの予想通り買って毎週大儲けです」「普通に当ててきそうで恐いわ」「最近調子いいもんなぁ」「この動画で土曜って気づいた」「去年正月に2400万当てたから期待してしまう」「中山も京都もダブルで本命が被った」「今年はでかいの当たると思う」「飛ばしていこう!」「両方被った」「最近あたるからな」などのコメントが寄せられている。