2025年の中央競馬は、中山・中京の2場開催で1月5日からスタートする。例年通り、開催初日の5日には新年最初の重賞となる中山金杯・G3と京都金杯・G3が各競馬場で実施される。
昨年は波乱含みの決着となった金杯だが、巳年に実施された金杯の結果を見ると両金杯で別の傾向が出ている。中山金杯では1番人気馬が過去6戦1勝。2001年時点で3連単の発売はなかったが、馬連3万円超の高額配当を記録するなど、波乱含みの傾向が強い。
一方の京都金杯では過去5回で1番人気馬が4勝をマークしている。唯一1番人気が勝てなかった1977年も2番人気が勝利を挙げるなど、人気サイドが好調。こちらは人気馬を信頼していいのかもしれない。
◆巳年に実施された中山金杯(着順、馬名、斤量、人気の順)
1953年 1着 アサトモ (61) 4
2着 アサナミ (51) 5
3着 ニユーモアナ (65) 1
1965年 1着 アサホコ (53) 1
2着 ヤマドリ (55) 2
3着 オンワードストーム(50) 10
1977年 1着 ハーバーヤング (59) 5
2着 ベロナスポート (53) 12
3着 ニッポーキング (58) 1
1989年 1着 ニシノミラー (55) 6
2着 モガミエール (55) 1
3着 クリロータリー (53) 5
2001年 1着 カリスマサンオペラ(50) 8
2着 クラフトマンシップ(54) 10
3着 シンボリオレゴン (51) 11
2013年 1着 タッチミーノット (57) 2
2着 アドマイヤタイシ (55) 4
3着 ジャスタウェイ (56.5) 1
◆巳年に実施された京都金杯(着順、馬名、斤量、人気の順)
1965年 1着 コウライオー (59) 1
2着 アスカ (54) 3
3着 バリモスニセイ (54) 2
1977年 1着 コウイチサブロウ (56) 2
2着 ブゼンコトブキ (52) 7
3着 ロードカップ (57) 3
1989年 1着 カツトクシン (55) 1
2着 ミスターシクレノン(51) 8
3着 ダイカツケンザン (55) 11
2001年 1着 ダイタクリーヴァ (58) 1
2着 エリモセントラル (51) 8
3着 アグネスデジタル (58) 3
2013年 1着 ダノンシャーク (57) 1
2着 トライアンフマーチ(58) 6
3着 ヤマニンウイスカー(53) 7