こんにちは、山本です。本日は今年初めて、梅田の会社にやって来てのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、久々の里帰り。実は今回、オカンと行う私的ミッションに「すき焼きを食べる」ということがありました。説明しましょう。前回の里帰りだった8月末。覚えているでしょうか。台風のために当初の予定を大幅に前倒しして、午後9時過ぎの最終電車に緊急で飛び乗ったという話です。実はこの日、我が家の晩飯はすき焼きでした。一人暮らしのオカンは食が細く、普段すき焼きを食べるなんてことはまずありません。ということで、息子のためにと肉を買い、準備を進めていたのです。
で、卵を割ろうかというタイミングに飛び込んだのが「翌日以降の電車運休」の一報。そこから、大急ぎの脱出準備です。つまり、すき焼きの肉を食べることなく、いや、最初の一皿だけ立ち食いして、多くの肉と生野菜をイッキに食べれないオカンに託し、旅立ったのです。さすがに申し訳ないな、と思いましたよ。その時以来の大分県。となれば、やっぱりリベンジのすき焼きでしょ! お酒をゆっくり飲みつつ、アメトーークを見ながらの食事。台風も、少しだけビビっていた大雪もなく、ゆったりとした年末の1日を過ごしました。しかし。よくよく考えると、なぜ真夏のあの日にすき焼きを食べることになったのか、が妙に気になってきた…。
ということで、これで年末年始の帰省話は終わりかな、と思いつつ、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見ていきましょう。
明日の中京は2000メートルの2レースが熱いと思うんですよ。まずは5Rの新馬です。ここで注目は2頭出しの上村厩舎。上村調教師が「先々を含めて楽しみ」と特に将来性を期待する2頭ですね。まずはジーティーアダマン(牡、父ルーラーシップ、母カウニスクッカ)ですね。上村師は「気持ちの幼さがある中でも、これぐらい動けているからね。距離はあった方がいいタイプ。芯が入ってくれば、もっと面白い」と分析します。
もう一頭はレクスノヴァス(牡、父キタサンブラック、母ウルティマミューズ)ですね。この馬は昨年末にも使うプランがあったほど。「まだ完成途上だけど、仕上がりという点ではこちらかな。もっと上を狙えそうだし、本数はやってきているから」とこちらも手応えがありそうです。上村厩舎といえば、JBC2歳優駿で8着に敗れたローランドバローズ(牡、父ヘンリーバローズ)が芝のつばき賞へ向かうとのことです。
そうそう、つばき賞といえば、栗東の記者間で「この馬強いのでは」とちょっと話題になっているのが千田厩舎のパラディレーヌ(牝、父キズナ)。この馬、確かに勝ちっぷりいいんですよね。で、この馬が次戦で予定しているのもつばき賞なんです。桜花賞というよりオークスを目指す路線ということなんでしょうかね。
さて、中京5Rに話は戻って、ちょっと面白いなと思ったのが池江厩舎のルージュラティーナ(牝、父サトノダイヤモンド、母レッドジェノヴァ)。池江調教師は「動きはいいですね。長くいい脚を使えるタイプかな」と期待していたんですが、オッと思ったのが「お母さんはダイヤモンドの2着だった馬だから」という言葉。そうそう、ダイヤモンドのラストイヤーとなった18年の京都大賞典で、レッドジェノヴァはサトノダイヤモンドの2着だったんですよね。その両親2頭による配合というのは何か面白いものですよね。
中京7Rは芝2000メートルの3歳1勝クラス。ここはいいメンバーです。池江厩舎は10月の新馬勝ち以来となるミッキーゴールド(牡、父リアルスティール)。「馬はさらに良くなっているし、調教でも動けるようになってきた」とトレーナーは連勝を期待します。新馬の勝ちっぷりの良さなら大久保厩舎のエコロディノス(牡、父キタサンブラック)。今回、初コンビを組む松山Jはデビュー前も調教に乗っていたといいます。「折り合いに難しさはありますが、能力はすごく高いと思います」と無傷の2連勝へ導くつもりです。
ここにはホープフルSで本命を打った松永幹厩舎のデルアヴァー(牡、父Frankel)が登場します。正直、まさかの連闘。しかし、松永幹調教師は言うのです。「丸内がヘヴンリーもラニも連闘で結果を出しているからいいんじゃないか、と言うんですよ」。丸内助手はヘブンリーロマンスから始まる、この一族をほぼ手がけているというのは前に書いた話。で、確かにヘヴンリーロマンスの札幌記念、ラニのカトレアSは連闘なんですよね。タフな一族だと思っていますから、連闘が適度な刺激になるのか。前走はゲートと敗因ははっきりしていますし、連闘による「スパイス」を期待です。
最後に小ネタを少々。昨日の投票所前で池江厩舎の兼武助手が「明日、帰ってきますよ」と教えてくれたのがエムズ(牡、父ドゥラメンテ)。思ったより、早い帰厩になりそうです。話を聞いておきます。
では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。
中京1R・10リッター(調教が実戦に結びつかない現状だが、「ダートは合いそう」と松山J。変わるならここ)
続いては馬券王への道 延長戦をどうぞ。
中京8R・14ビップシュプリーム(ダートでは安定。偶数枠でゲートの不安も軽減する)
中京9R・4マルカブリッツ(この鞍上と手が合いそう。早めの競馬で)
中山11R・7マイネルモーント(前走は仕上がり途上。中山にも実績あり、前に行ける点も強み)
今日はここまで、また明日です。ではでは