【天皇賞・秋】反撃の秋へ、イクイノックスが古馬と初対戦を前に好気配 木村調教師「気持ちがポジティブ」

イクイノックス(右は木村調教師)
イクイノックス(右は木村調教師)

◆第166回天皇賞(秋)・G1(10月30日、東京・2000メートル)

 皐月賞、日本ダービーでともに2着だったイクイノックス(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎、父キタサンブラック)が、古馬との初対戦でG1初タイトルを目指す。

 前走のダービーから5か月ぶりの実戦。菊花賞をパスして古馬との対戦は当初の予定通りだ。19日の1週前追い切りは、美浦・Wコースでスカイグルーヴ(5歳オープン)と併せ、6ハロン82秒3ー11秒6で、3馬身追走からしっかり伸びて併入に持ち込んだ。手綱を執った主戦のクリストフ・ルメール騎手は、「ビューティフルストライド」と高評価したが、木村調教師も「良くなっているところは気持ちがポジティブ。全体的には順調にきていると思います」と手応え。昨年のエフフォーリアに続く3歳馬の戴冠へ、態勢は整いつつある。

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