先週は東京、阪神、福島の3場、土曜、日曜で計11鞍。外厩別では、好調が続く山元TC組が3勝を上積みした。ノーザンファームしがらきが2勝、ノーザンファーム天栄が1勝をマークした。
【11月5日・阪神6R、2歳新馬、ダート1800メートル、良馬場=9頭立て】
◆キレナイカ(牡、栗東・須貝尚介厩舎、父ハービンジャー、母ピュアーフレーム、母の父シルヴァーデピュティ)522キロ、馬主=金子真人ホールディングス、生産牧場=社台ファーム
【レースVTR】スタートを決め、じわっと位置を上げていき3番手の外。勝負どころでの反応が遅く、いったん2馬身ほど前に出られた。だが、最後の坂から再び差を詰め、残り50メートル付近で先に抜け出していたヨリノサファイヤをかわし、3/4馬身差をつけた。勝ち時計は1分55秒0。
【コメント】吉田隼人騎手「枠が外だったので、スムーズに砂をかぶらないレースができました。最後も何とかかわしてくれました。フットワークが大きく、バランス的に起きて走れているのがいいですね」
【将来性】★★★ ※ 当初は2週前の芝でデビューさせるプランだったという須貝調教師は「時間をかけて乗り込んだのが正解だった。走り方もダート向きだったからね」とコメント。次走は未定。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
オメガタキシード ◇5日東京5Rダ1600(山元TC)
ジェイパームス ◇5日東京6R芝2000(ノーザンファームしがらき)
ダークブロンド ◇5日阪神5R芝1400(ノーザンファームしがらき)
キレナイカ ◇5日阪神6Rダ1800(山元TC)
サニーサフラン ◇6日東京4Rダ1300(テンコーTC )
レッドロスタム ◇6日東京5R芝1800(ノーザンファーム天栄)
ブルーイングリーン◇6日東京6R芝1400(KSトレーニングC)
ルイス ◇6日阪神4Rダ1200(グリーンウッド)
ノーブルクライ ◇6日阪神5R芝2000(山元TC)
バースクライ ◇6日阪神6R芝1600(エイシンステーブル)
トラベログ ◇6日福島5R芝1200(下河辺牧場日高支場)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザンファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザンファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ