◆第29回NHKマイルC・G1(5月5日、東京競馬場・芝1600メートル)追い切り=5月2日、美浦トレセン
デビュー2連勝でサウジアラビアロイヤルCを制し、出走を予定していたホープフルSを感冒で回避した後は喉の手術や重度のザ石などで休養が長引いていたゴンバデカーブース(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎、父ブリックスアンドモルタル)が、坂路で3頭併せを行った。エコロカイザー(3歳未勝利)、カナテープ(5歳3勝クラス)との3頭併せの3番手からスタートし、一杯に追って52秒5―12秒3でカナテープに併入した。
初めてコンタクトを取ったモレイラ騎手は「アクション、フットワークに関してはとても良く、スムーズな動きを見せてくれました」と好感触を口にした。すでに過去のレースVTRなどもチェック済みで、「いい相手に競馬をしているので、今度のG1へのチャレンジは楽しみにしています」ときっぱり。前走では重賞戦線で活躍しているシュトラウスやボンドガールを破っており、秘める能力の高さに自信をにじませた。