西山の土曜注目馬【東京11R・プリンシパルS】

 【東京11R・プリンシパルステークス】◎ダノンエアズロックから入る。前走の報知杯弥生賞は終始、力んだ走りで直線も手応えほど伸び切れず。7着と案外な結果に終わったがレース後に骨折が判明。参考外の一戦と捉えている。

 幸い、症状が軽かったことで手術は行わずに治療を進め、4月上旬に美浦トレセンに戻ってきてからの調整も順調に進んだ。4月25日の1週前追い切りは美浦・Wコースでラスト1ハロン11秒1(5ハロン65秒8)を馬なりでマーク。目立つ動きを披露し、骨折明けの影響を気にする必要はなさそうだ。

 半姉に重賞3勝のプリモシーンがいて、デビュー前から評判になっていた良血。新馬戦を楽勝すると、2戦目のリステッドではのちにG1を勝つレガレイラを寄せつけなかった。本来の走りさえできれば日本ダービーへの切符をつかめる力は十分にある。

 グラヴィスも兄にリアルスティール、姉にラヴズオンリーユーがいる良血。前走は3角で前をカットされる不利が痛かった。素質は確かで格上挑戦でも軽視は禁物。全5戦で上がり最速のディマイザキッドは末脚比べの流れになれば浮上する。

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