中山11R・京成杯・G3・馬トク激走馬=サヴォーナ
皐月賞と同じ中山芝2000メートル戦は、過去10年で、前走2000メートルを使った馬が1着6回、2着9回と圧倒的な結果を残している。
キズナ産駒のサヴォーナの前走は、福島の芝2000メートル戦。道中後方に構え、3、4コーナー中間点から外めを回って進出し、直線一気に脚を伸ばしての完勝劇。上がりNO1の3ハロン35秒6は、次位に0秒5差の切れ味。500キロを超す雄大な馬格ゆえ、中山の急坂を苦にするイメージはわかない。
12月16日に大山ヒルズから帰厩し、直前は坂路を一気に駆け上り、調子は絶好だ。フットワークにもまとまりが出て、追われての推進がスムーズ。1番枠、馬本位で運ぶ中山マスター・田辺騎手とのコンビもプラス材料だろう。