【共同通信杯】ダノンザタイガーがWコースの3頭併せで最先着 川田将雅騎手「もっと良くなってくると思います」

Wコースで1週前追い切りを行ったダノンザタイガー(鞍上は川田将雅騎手)(カメラ・荒牧 徹)
Wコースで1週前追い切りを行ったダノンザタイガー(鞍上は川田将雅騎手)(カメラ・荒牧 徹)

◆第57回共同通信杯・G3(2月12日、東京競馬場・芝1800メートル)1週前追い切り=2月2日、美浦トレセン

 共同通信杯で重賞初制覇を狙うダノンザタイガー(牡3歳、美浦・国枝栄厩舎、父ハーツクライ)が、Wコースで1週前追い切りを行った。外サトノロワ(3歳未勝利)、中プラチナトレジャー(5歳3勝クラス)の3番手からスタートして、6ハロン82秒9―11秒4の好時計をマーク。直線で仕掛けるとスッと反応良く脚を伸ばして、外のサトノロワに約1馬身差をつけるなど最先着した。

 関西から美浦に駆けつけた手綱を執った川田将雅騎手は「本質がいい馬なので、時計が出ています。まだまだ時間が必要なタイプで、もっと良くなってくると思います。乗っている感じからすると、まだ動けていないので、いい馬だからこそ目立ってしまいます。見ている方と乗っている感覚と差が出るのは、いい馬の特徴」と素材の良さを評価しつつ、さらなる成長を期待した。

 国枝調教師は「1週前としては、いいと思う。これから良くなると思うけど、川田君のなかでは、前走からグッと上がってくるものをイメージしていたみたい。いい馬に乗っているからこそ、彼は求めるものが高いからね」と、うなずいた。

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル