◆第45回新潟大賞典・G3(5月7日、新潟・芝2000メートル)追い切り=5月4日、栗東トレセン
昨年の菊花賞以来となった競馬法100周年記念を勝ったセイウンハーデス(牡4歳、栗東・橋口慎介厩舎、父シルバーステート)は、坂路を単走で追い切って51秒7。最後まで手綱は絞ったままだったが、スピード感十分に駆け上がり、ラストも12秒1の鋭さでまとめた。休み明けを勝って出来はさらに上向いている。
橋口調教師は「指示より時計は速かったですが、楽々出たものですし、問題ありません。前走は休み明けで抜け出してから気を抜きながらも強い勝ち方。まだもまれると不安があるので外枠からスムーズに運べれば。左回りのこの距離は合っています」と、初重賞制覇へ手応え十分だった。