【宝塚記念】G1・4連勝を決めたイクイノックスに木村哲也調教師「歴史的な馬と言っても過言ではない」

勝利のウィンクで喜びをかわし合うルメールと木村調教師(手前)
勝利のウィンクで喜びをかわし合うルメールと木村調教師(手前)
木村哲也調教師
木村哲也調教師

◆第64回宝塚記念・G1(6月25日、阪神競馬場・芝2200メートル)

 重圧からの解放感が、木村調教師を包んだ。「(プレッシャーは)否定できません。厳しかったです」。ファン投票歴代1位のイクイノックスで結果を出し、安どの表情を浮かべた。

 阪神への長距離輸送によるリスク、美浦の坂路が改修中という事情を含め、栗東滞在を決断。勝利後に「レース内容はどうでも良くって。ファンの期待に応えるだけです」と思わず漏らしたが、全力で使命を果たした。日本のみならず、世界各国からも注目される馬。「私の管理馬というより…。歴史的な馬と言っても過言ではない」と最高級の賛辞を贈った。

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