【中京5R・2歳新馬】良血ルージュスタニングが1馬身半差V 坂井瑠星騎手「言うことのない内容でした」

坂井瑠星騎手騎乗のルージュスタニングが直線で抜け出し初陣V(カメラ・高橋 由二)
坂井瑠星騎手騎乗のルージュスタニングが直線で抜け出し初陣V(カメラ・高橋 由二)

 7月2日の中京5R・2歳新馬(芝1600メートル=8頭立て)は、坂井瑠星騎手騎乗の2番人気のルージュスタニング(牝、栗東・友道康夫厩舎、父イントゥミスチーフ)が好位から抜け出して勝利。デビュー戦を飾った。勝ち時計は1分36秒7(良)。

 3番手でスッと折り合う、センスのいい走り。直線でも手応え通りに伸びて抜け出し、後続を振り切った。2着のセキトバイースト(岩田望来騎手)に1馬身半の差をつけての快勝だった。伯父に16年の米ブリーダーズカップ・クラシックと17年のドバイ・ワールドカップなどを制したアロゲートがいる良血馬。

 今年の2歳新馬戦での初Vとなった坂井騎手は「調教通りの走りでした。折り合いも問題なかったし、反応もよかった。新馬戦としては言うことのない内容でした」と走りを評価した。

 管理する友道調教師は「ダート血統なので、芝がどうかと思っていたけど、(実戦では)心配するところはなかったですね。先々はダートかもしれませんが、牝馬ですし、12月のレース(阪神ジュベナイルフィリーズ)を目指していきたいです」と今後を見据えていた。

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