史上初の牝馬3冠馬メジロラモーヌなどを手がけた奥平真治元調教師が死去

2013年11月に東京競馬場を訪れた奥平真治元調教師
2013年11月に東京競馬場を訪れた奥平真治元調教師

 1986年に史上初となる牝馬3冠を成し遂げたメジロラモーヌなど数々の活躍馬を管理した元JRA調教師の奥平真治(おくひら・しんじ)さんが7月10日、病気療養中のところ亡くなった。86歳だった。日本調教師会が7月12日、発表した。

 1971年に開業し、JRA通算816勝。1973年の有馬記念を制したストロングエイト、1986年に牝馬3冠を達成したメジロラモーヌ、1991年の宝塚記念を制したメジロライアン、同年の菊花賞を制したレオダーバンなど数々のG1馬を送り出して、JRA重賞は通算49勝を数えた。2007年2月末に定年で調教師生活に別れを告げていた。

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