【新潟6R・2歳新馬】ウエスタンシーズンが鮮やか逃げ切りV 西園正調教師「調教通りでした」

デビューVを飾ったウエスタンシーズン(カメラ・荒牧 徹)
デビューVを飾ったウエスタンシーズン(カメラ・荒牧 徹)

 7月29日の新潟6R・2歳新馬戦(ダート1200メートル、12頭立て)は、2番人気のウエスタンシーズン(牡、栗東・西園正都厩舎、父アメリカンペイトリオット)がスタートから先手を奪うと、最後の直線でも脚いろは衰えず2馬身半差をつけて逃げ切り勝ちを収めた。勝ちタイムは1分12秒7(良)。

 スタートを決めると、石橋脩騎手が手綱を動かし先手を主張。ハナを奪い切った。前半600メートルは34秒9のよどみない流れで軽快に飛ばした。最後の直線入り口からスパートを開始すると、そのままグングンを加速を続け、トップでゴールに飛び込んだ。

 石橋脩騎手は「初めてのせいか気がグッとしていなかったので、返し馬からピリッとさせました。初速は速くて集中力を切らさないよう前向きさを保ちながら運びました。能力さえ発揮できればと思っていました。いい馬を用意してもらいました」と笑顔。西園正調教師は「調教通りでした。完歩の大きい馬なので、ゲートから気合をつけていってもらいました。ダート1200メートルなら走ってくれると思っていました」と喜んだ。

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