【札幌5R・2歳新馬】1番人気ラヴスコールがV 横山武史騎手「素晴らしいのひと言ですね」

首差でデビューVを飾ったラヴスコール(手前、カメラ・高橋 由二)
首差でデビューVを飾ったラヴスコール(手前、カメラ・高橋 由二)

 8月19日の札幌5R・2歳新馬(芝1500メートル=11頭立て)は、横山武史騎手騎乗の1番人気ラヴスコール(牝、美浦・加藤征弘厩舎、父ドゥラメンテ)がゴール前で2着馬を捉えて勝利した。勝ち時計は1分31秒1(良)。

 10日の1週前追い切りで「今年乗った2歳の中でも、ずば抜けている」と横山武が評価していた素質の片りんを示した。好発から少し下げ、折り合いに専念。4角では前が壁になっていたが、直線で外に切り替えるとあえてノーステッキで追った。先に抜け出した2着のラーンザロープス(横山典弘騎手)を、ゴール前で首差交わした。3着はオーサムストローク(クリストフ・ルメール騎手)が入った。

 引き揚げてきた横山武は「素晴らしいのひと言です」と第一声。続けて「新馬あるあるで(ハミを)かんでしまった。スローのヨーイドンというのは得意ではないですが、苦手な展開を勝ち切ってくれたので力があると思いました。今後が楽しみです」と笑顔で振り返った。

 管理する加藤征調教師は「(今日の競馬が)勉強になってくれれば。まだ伸びしろがありますし、小さいので体をふくらませながらですね。放牧に出して、また考えます」と語った。

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