【新潟記念展望】超良血のサリエラ、新潟滞在効果あれば勝機も

サリエラ
サリエラ

 第59回新潟記念・G3が9月3日、新潟の芝2000メートルで行われる。

 ディープインパクト産駒で兄姉にサリオス、サラキアを持つサリエラ(牝4歳、美浦・国枝栄厩舎)。前走の目黒記念3着、昨秋3戦目のローズS2着と秘めたる能力は重賞級だ。18日には放牧先から新潟競馬場へ入厩し、調整が積まれている。「輸送がないのはいい」と陣営が話すように滞在の効果があれば重賞タイトルに手が届く

 毎日杯2着、日本ダービー5着のノッキングポイント(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎)は、デビュー時に大器の評判があった逸材。適距離2000メートルで飛躍のきっかけにしたい一戦。

 宝塚記念6着からの参戦プラダリア(牡4歳、栗東・池添学厩舎)も左回り2000メートルは最適条件だけにチャンスはある。

 前走、1年ぶりの函館記念4着と見せ場十分だったマイネルウィルトス(牡7歳、栗東・宮徹厩舎)も順当に上積みあれば上位争い必至。

 20年優勝のブラヴァス(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)、19年優勝、昨年2着のユーキャンスマイル(牡8歳、栗東・友道康夫厩舎)も登録。(大上 賢一郎)

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