カンティーク(牝2歳、栗東・高橋亮厩舎、父ヴォクトワールピサ)が9月16日の阪神5R(芝1600メートル)で初陣を迎える。厩舎ゆかりの血統で、全姉は2019年府中牝馬Sを勝ったスカーレットカラー。半姉に3勝クラスのイリマ(牝5歳、父キズナ)、半兄に2勝クラスのウーゴ(牡6歳、父ゴールドアリュール)がいる。
9月6日の1週前追い切りは栗東・芝コースで5ハロン63秒8―11秒2を馬なりでマーク。切れのある走りを披露した。高橋亮調教師は「チップでは動き切れていなかったけど、軽い芝に入れたらいい動きをしていた。素質がありそう。400キロちょっとの小柄な馬だから、仕上げるのも難しくなかった」と態勢は整っている。
調教にまたがる喜多助手も「兄姉も新馬戦から走っていますし、比較しても遜色ない動きをしています」と強調。初戦からの好勝負を期待した。