【オールカマー】復調してきたジェラルディーナ 団野騎手「気持ちも入ってきました」

初コンビの団野が手綱を執ったジェラルディーナ(カメラ・高橋 由二)
初コンビの団野が手綱を執ったジェラルディーナ(カメラ・高橋 由二)

◆第69回オールカマー・G2(9月24日、中山・芝2200メートル)1週前追い切り=9月14日、栗東トレセン

 昨年のエリザベス女王杯の勝ち馬、ジェラルディーナ(牝5歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父モーリス)が新コンビとなる団野大成騎手を背に、CWコースで1週前の追い切りを消化した。単走で6ハロン85秒2―11秒4をマーク。全体の時計は平凡だが、体を大きく使った伸びのある走りだった。団野は「先週はまだ緩慢でしたが、今朝は気持ちも入ってきました。雰囲気は良かったです」と上昇ムードを伝えた。

 大阪杯、香港のクイーンエリザベス2世Cはともに6着だったが、前走の宝塚記念は見せ場十分の4着と力を示した。斉藤崇調教師も「しまいの反応が良かった。(前走は)やっとこの馬らしさが出てきた。宝塚記念のあとも何も不安なく来ていますよ」と好感触。オールカマー2連覇に向け、視界は良好だ。

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