【天皇賞・秋】ドウデュースは坂路で楽に52秒8―12秒0 友道調教師「戦闘モードに入ってきた」

ドウデュースは余裕ある手応えで坂路を駆け上がった
ドウデュースは余裕ある手応えで坂路を駆け上がった

 ◆第168回天皇賞・秋、G1(10月29日、東京競馬場・芝2000メートル)追い切り=10月25日、栗東トレセン

 昨年の日本ダービー馬ドウデュース(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父ハーツクライ)は、栗東・坂路を単走。終始余裕のある手応えのまま、52秒8―12秒0をマークした。見届けた友道調教師は「時計は速かったけど、無理せずこの時計。調教の後でも周りの馬を威嚇するような感じで、戦闘モードに入ってきた」と十分な手応えを示した。

 これまで国内レースの最終追い切りは、ポリトラックコースで実施するのがルーティーン。坂路は今回が初めてで、指揮官は「先週の動きを見て、スピード調教はいらないな、と。しっかり負荷をかけようと思った」と意図を説明した。

 G1・4連勝中のイクイノックスとは、日本ダービー以来の再戦。友道師は「一番得意な東京で、強いダービー馬の走りをもう一度見せることができると思う」と声に力を込めた。

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