東京11R・天皇賞(秋)・G1・馬トク激走馬=プログノーシス
前走は小回り&洋芝やや重の札幌で中団から早めに進出し4馬身差の圧勝。以前は大味な運びが目立ったが、海外初挑戦のクイーンエリザベス2世Cでも直線外をブロックされながら、馬群に突っ込んでの2着。近走でイメチェン成功というよりも単に地力が大幅に強化されたことで、いろんな競馬をこなせるようになったという理解でいいだろう。ディープインパクト譲りの切れ味に機動力も装備したとなれば死角は限りなく少ない。
外厩・山元トレセンから9月23日に帰厩し、中間は坂路とウッドチップをまじえて入念な調整。俊敏な反応と、切れ味の持続はひと際目を引く。コンビを組んで6戦全勝の川田は、この馬のすべてを知る最強の相棒。現役最強イクイノックスと堂々末脚勝負で、勝機をうかがう。