ウィルソンテソーロで昨年G1・2着2度の原優介騎手が年男の誓い「勝ち鞍は55勝、重賞は10回騎乗して2回勝ちたいです」

今年の飛躍を期す原は色紙に優勝、優秀な技術の思いを込めた
今年の飛躍を期す原は色紙に優勝、優秀な技術の思いを込めた

 辰(たつ)年生まれの原優介騎手(23)=美浦・フリー=が「昇り龍」になる。昨年、デビュー以来最多となる26勝。12月のチャンピオンズC、東京大賞典でウィルソンテソーロの手綱を執り、ともに2着と存在感を示した。

 5年目をさらなる飛躍へつなげる。「勝ち鞍は55勝、重賞は10回騎乗して2回勝ちたいです。減量(1キロ減)は今年でなくなりますが、今59勝なので自力(101勝)で外したい」と明確な数字を掲げた。「減量がなくても通用することをアピールすれば、さらに先につながりますからね」。

 4日から茨城県阿見市の乗馬クラブに通う。「(レース前の返し馬で)考えて乗っている。人気のない馬でも手の内に入れて結果が出ていますが、精度をもっと上げたい。足りないところを埋めるために、馬術の訓練をしたいんです」という。

 初詣は茨城県有数のパワースポット、御岩神社を参拝。「年男ですけど同時に厄年ですから。おみくじは末吉だったけどいいことしか書いていなかったので、油断するなということだと思っています」。

 ファンからは“穴メーカー”として認知されるが、描く未来予想図はまったく違う。「きっかけ一つで上に行ける可能性が出てきた。技術を評価されて依頼がくるジョッキーになりたい。いい馬に乗せてもらっているので、あとは僕が頑張るだけです」と飛躍を誓った。

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