中山11R・京成杯・G3・馬トク激走馬=ハヤテノフクノスケ
父はオルフェーヴルの同期で、2011年の日本ダービー、菊花賞で2着に入ったウインバリアシオン。初戦は、のちにホープフルSで5着に入ったミスタージーティーに敗れたが、2戦目で5馬身差V。500キロを超す雄大な馬格から繰り出すパワフルで持続力あふれる末脚を武器とする。
中山の芝は、暮れから有馬記念のドウデュース(父ハーツクライ)、ホープフルSのレガレイラ(父スワーヴリチャード)、中山金杯4着のボーンディスウェイ(父ハーツクライ)と瞬発力、パワーを備えたハーツクライ系が席巻。ちなみに土曜メイン、ニューイヤーS2着のグラティアスもハーツクライ産駒だ。
前走後は12月23日に外厩・宇治田原優駿ステーブルから移動し、直前は坂路で併せ馬。52秒2―12秒1の時計をマークした。中村直也調教師は「順調です。幅が出てきて成長しています」と上々のジャッジ。相手は一気の強化も不安より楽しみの方が大きい。