◆第64回京成杯・G3(1月14日、中山競馬場・芝2000メートル、良)
3冠初戦の皐月賞(4月14日)と同じ舞台で行われる3歳重賞は牡馬14頭で争われ、横山典弘騎手が騎乗した5番人気のダノンデサイル(栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)が勝利。デビュー4戦目で初タイトルを獲得した。勝ちタイムは2分0秒5。横山典騎手は55歳10か月23日での勝利で、自身が持つJRA重賞最年長勝利記録を更新した。
2着は2番人気のアーバンシック(横山武史騎手)、3着は10番人気のコスモブッドレア(石川裕紀人騎手)が続いた。
三浦皇成騎手(ニシノフィアンス=5着)「初戦はハナに行って、能力だけで勝ってくれましたが、今日は競馬を教えるレースをして、いい内容で走れたと思います。先々良くなってきそうです」
大野拓弥騎手(アスクナイスショー=6着)「マイペースでリズム良く行けました。新馬の時より成長も感じたし、頑張ってくれました」
内田博幸騎手(エコロマーズ=8着)「2000メートルだったので、強引な競馬をせず、出たなりの位置で運びました。折り合いもついて、ラストも詰めています」
レイチェル・キング騎手(ドゥレイクパセージ=9着)「いいスタートが切れて、リズム良く走れて、手応えも良かったです。最後までバテずにゴールしましたが、上位とは瞬発力の差が出たかなと思います」
津村明秀騎手(マイネルフランツ=10着)「聞いていたより、レース前のテンションは我慢できていました。力まず走れていたし、現状の力は出せたと思います。距離は持ちそうです」
石橋脩騎手(レイデラルース=11着)「内枠が厳しかったですね。できればもっと前につけたかったし、出しては行っているのですが、位置取りが後ろになってしまい、この馬の力を出せる形になりませんでした。能力はあるだけに、もう少し外の枠が欲しかったです」
横山和生騎手(ロードヴェスパー=13着)「ゲート裏も返し馬も、まだ子供ですね。体つきも幼いですが、ポテンシャルはありそうなので、これからの成長に期待です」
戸崎圭太騎手(グローリーアテイン=14着)「競馬を使ったことで気合い乗りが良すぎる感じで、レースでも前半からムキになるところがあり、最後は余力が残っていなかったです。緩い馬場を気にしてバランスも取れていませんでした」