【京都10R・エルフィンS】ライトバックがクラシックへの登竜門を制す 坂井瑠星騎手「力を発揮してくれた」

出世レースを制した坂井瑠星騎手騎乗のライトバック(手前、カメラ・高橋 由二)
出世レースを制した坂井瑠星騎手騎乗のライトバック(手前、カメラ・高橋 由二)

 2月3日の京都10R・エルフィンS(3歳オープン・リステッド、芝1600メートル=11頭立て)は、アルテミスS4着のライトバック(牝、栗東・茶木太樹厩舎、父キズナ)が差し切り勝ち。ウオッカやデアリングタクトなどの名牝も勝った出世レースを制し、春のクラシックにつながる2勝目をマークした。勝ち時計は1分35秒1(良)。

 道中は、強い前進気勢を鞍上の坂井がうまくなだめながら中団を追走。馬場の真ん中に持ち出され直線では、前がやや狭くなるシーンもあったが、ひるむことなく馬群を豪快に割って先頭でゴールを駆け抜けた。

 「1週前に(追い切りに)乗った段階ですごくいいなと感じました。テンション、コントロールに難しいところがありますが、厩舎の方がうまく調整してくれた結果、力を発揮してくれたと思います」とレースを振り返った坂井。茶木調教師が「パドックからゲート裏とうるさかった。上でやってくためには改善が必要ですね。クラシックを含めいろんな選択肢から選択できるので、ここを勝ってくれたことは良かった」と今後への課題を挙げたのも、期待の裏返しだ。

 今後は一度放牧に出される見込みで、次走は未定。

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