第42回中山牝馬ステークス・G3が9日、中山の芝1800メートルで行われる。
ターコイズS勝ち馬のフィアスプライド(牝6歳、美浦・国枝栄厩舎)が主力。その前走はルメールが好位4番手で折り合いをつけ、直線でスムーズに外へと誘導すると、あっという間に抜け出す完勝。末脚武器のディープインパクト産駒で、ヴィクトリアマイルが目標予定だが、中山での器用な立ち回りも身につけた今、重賞連勝も十分可能だろう。
中山金杯2着以来のククナ(牝6歳、美浦・栗田徹厩舎)は、おそらくここがラストランになる。持ち前の機動力、切れを生かし有終の美があっても驚かない。
愛知杯2着、3着、4着のタガノパッション(牝6歳、栗東・武幸四郎厩舎)、コスタボニータ(牝5歳、栗東・杉山佳明厩舎)、アレグロモデラート(牝5歳、美浦・武井亮厩舎)、フラワーC、紫苑S2着の中山巧者ヒップホップソウル(牝4歳、美浦・木村哲也厩舎)もエントリー。(大上 賢一郎)