【中山牝馬S】フィアスプライドが重賞連勝へ 国枝調教師「充実しているし1800メートルも全然平気」

フィアスプライド
フィアスプライド

◆第42回中山牝馬S・G3(3月9日、中山競馬場・芝1800メートル)

 厩舎期待の素質馬が本格化の時を迎える。フィアスプライド(牝6歳、美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト)は、前走のターコイズSで待望の重賞初制覇。オープン昇級後重賞を4戦して(3)(9)(4)(4)とあと一歩タイトルまで及ばなかったものの、初コンビのルメール騎手が好位で立ち回る巧みな手綱さばきで勝利をつかみ取った。国枝調教師は「前回はあんな競馬ができるとは。さすがルメールさん。それまではチグハグな競馬だったけど、ああいう競馬ができるのならね」と好騎乗に賛辞を惜しまない。

 この中間も順調そのもの。2月28日の美浦・Wコースではゴール前で軽く仕掛けられ、ラスト1ハロンは11秒2と抜群の伸び脚。「馬は充実しているし、1800メートルも全然平気」とトレーナーは重賞連勝に期待する。

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